ルノーAL-FDB140のサドルを交換
そういう訳でサドルが手元に届いたので、サドルの幅広部分が絞られる辺りを中心にしてAL-FDB140の純正サドルとサイクルベースあさひのサドルを比較した。目論見どおり、あさひのサドルはサドルはレール部分が純正よりも長い。これならハンドル~サドル間の距離を遠くできるはずだ。

早速AL-FDB140のシートポストに装着。レールに印刷された「MAX」位置を無視して、いっぱいまでサドルをひいてみた。まさに狙い通り、純正サドルよりもサドル位置を後ろにさげることが出来た。これで快適なサイクリング・ライフが約束された、かに思えたが…

サドルの角度が後ろに傾いている。何てこったい。このまま30分ほど乗ってみたが、サドルが傾いているせいで腰に負担がかかるのなんの。ハンドル~サドル間の距離はバッチリなので、どうにかしてこのサドルを水平にしたい。なにか良い方法はないものか。

そこでシートポスト上のサドルを固定する金具(やぐら)の加工を思いついた。棒ヤスリで削るとともにパテで整形し、取り付け部分の穴の角度を変えるのだ。早速ホームセンターで金属用の棒ヤスリと金属パテを各六百数十円にて購入。中学の技術の授業を思い出すと、こういう場合には大きな万力も必要だった気がする。どうすっかな。



時間を掛けてシコシコ削るしかないと決めたので、サイクルベースあさひで加工に使うための金具パーツの発注を頼んだ。
その日の晩、シートポストの金具についてふと閃いた。あのパーツの下側は溝が掘られてギザギザになっていた。ギザギザは滑り止めのためだ。滑り止めされているということは、逆に考えれば滑るから、動くからこそそうなっているのではないだろうか。DAHON(ダホン:AL-FDB140以外にも沢山の折りたたみ自転車を製造しているメーカー)の他車種用シートポストをいくつか見たところ角度固定っぽかったので、てっきりAL-FDB140もそうだと思い込んでいたわ。これはもしかしたら…

翌日さっそくパーツのつくりをチェックした。ムムム。シートポスト側の受けパーツにも溝がある。てことはやっぱり滑り止め目的だ。そして金具側をよく見ると、ネジを通す穴が楕円形になっている。間違いない。AL-FDB140(AL-FDB14)のシートポストはサドルの角度を変えられるように出来ているのだ!


出来た。サドルの角度を変えられた。範囲いっぱいまで動かしたら、思いっきり後ろ下がりだったサドルを若干前下がりにまで調整することが出来た。乗ってみると腰への負担もなくなり、ハンドルとの距離感もバッチリだ。



サドル交換は大成功ナリ~。先日のクランク交換と相まって、ますます乗りやすい楽しい自転車になった。
ショップ名:cyclemall(サイクルベースあさひ)

[あさひ]-WIDEMAX(ワイドマックス) VL3141 幅広型コンフォートサドル 穴あきタイプ-[自転車][サドル(椅子・シート)]
ルノー14インチ折りたたみ自転車 AL-FDB140(AL-FDB14)の純正サドルよりも後方にセットできるので、ハンドル~サドル間の距離を伸ばして乗り心地を向上させることが出来る(※当方身長180センチ)。座面はやや固め。
おまけ
薄々感じていたのだが、AL-FDB140(AL-FDB14)のネジ類は全てインチサイズのような気がしてたので、サドル調整ネジの穴をナメる前にインチサイズの六角レンチを買った。ホムセンにて268円ナリ。このセットの2番目に太いものを使ったら、レンチがサドル調整のネジ穴を空回りすることがなくなりました。

反省会
1,300円くらい出費した棒ヤスリと金属パテが無駄になった。やっちまった。
新しいサドルは座り心地がちょっと硬い。
後日サイクルベースあさひの店員さんからきた連絡によると、この金具パーツ部分(やぐら)を取り寄せた場合の値段は800円らしい。もちろん取り寄せはキャンセルした。
2009/12/13(00:29) : ルノーAL-FDB140のサドルを交換
カテゴリ :サドル・シートポスト
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