105円輪行袋をキャリーカートに積むための315円秘密兵器(2)
前回、ダイソーで買ってきた105円まな板3枚をガムテープで張り合わせて105円輪行袋の底板に使用した。しかしガムテープの粘着力だけでは自転車の重さに耐えられないという問題、そして袋の高さがわずかに足らないため輪行袋のファスナーがしまらないという問題が発覚した。この2点をクリアすべくホームセンターのジョイフル本田で断面がコの字型の角棒を、そしてダイソーで金属用のこぎりとメッシュヤスリを買い揃えたのだった。





それで、まずはまな板の長さを26センチにカットして底板の幅をつめた。折りたたんだ状態のAL-FDB140(AL-FDB14)は幅の最も広い部分で約30センチ(折りたたみペダル装着時)ではあるが、タイヤ両輪部分の他たいていの部分はそれより狭いので底板が26センチでも問題ない。そして袋の底の幅を30センチから26センチに減らすことで、その分を高さ稼ぎに回すことが出来る。重ね方は図のとおり。これをガムテープ(布)で表と裏から貼り合わせる。


次にコの字型アルミ角棒をまな板の横幅に合わせて金属のこぎりでカットし、さらに金属のこぎりとメッシュヤスリでカットした断面の角を丸く処理した。

出来上がったものがこれ。表面と裏面。


この底板のうち真ん中のまな板部分、右側と左側にそれぞれ隣の板が重なっているため厚みが倍になっている部分にコの字アルミ角棒をはめ込む。コの字角棒の内側空間部分は8ミリで、まな板は厚さ4ミリが2枚重なっており更にガムテープの厚みが加わっている。なのでコの字角棒にはめ込むと適度な抵抗感があるピッタリフィットで固定することが出来る。これを両側に取り付けると、樹脂製まな板はほとんどたわまなくなった。


で、前回と同じように105円輪行袋の底に105円まな板の底板を敷いて、折りたたんだAL-FDB140を入れた。結果はバッチリで、ちゃんと105円輪行袋のファスナーを閉めることが出来た。


写真ではパッツンパッツンだが、これはサドルを社外品のものに交換したせいでサドル部分が高くなってしまったためだ。交換前に純正サドルで試したときはすんなりとファスナーを閉められた。
そしてキャリーカートに載せてみた。前回の写真と比べれば一目瞭然、底板が殆どたわまずに横一直線になっている。上手くいった。


これが前回の、アルミ角棒で補強しなかったときの輪行袋の底部分。キャリーカートの”車高”が低いため、底板を敷いても地面にこすれそうだった。

底板を折りたたんだ状態。横25.5センチ×縦26.5センチ×厚さ1.4センチほどなので、らくらく携行できるサイズである。これで材料費は105円まな板×3枚+340円アルミ棒=655円だよっ!

それにしても一体何なんだ、俺のやってることのチープさ加減は…。
2009/12/14(01:44) : 105円輪行袋をキャリーカートに積むための315円秘密兵器(2)
カテゴリ :格安105円輪行袋
キーワード : キャリーカート100円ショップ工夫流用フォールディング・バッグ輪行袋
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